これだけ守れば大丈夫!失敗しない業者選び5つのポイント

システム開発会社選びで失敗しないためには以下の点に気をつけてください。
チェックするポイントとなぜその部分をチェックする必要があるかも併せて説明するので、
よく読んで理解してください。

素人にも分かりやすい言葉で説明してくれる

IT、システム開発の業界はたくさんの専門用語、略語があります。
専門家同士で話をするときはとても便利なのですが、あなたとの打ち合わせの席で専門用語を多用する会社は要注意です。

なぜなら良いシステム開発会社はあなたに充分にシステムを理解してもらい、業務の課題などどのような点で困っているかの情報が欲しいからです。こういった情報のやり取りなしに開発されたシステムは必ずといっていいほど失敗します。まともな業者はそういったことを分かっているので、なんとかあなたにシステムのことを理解してもらいたいと分かりやすい言葉で説明してくれます。

なのでさも専門家のように専門用語や略語を多用する業者には気をつけてください。
また、打ち合わせの時に業務内容ではなく、開発言語はなにがいいですか?やデータベースは何を使っていますか?などの技術的な質問に終始するような会社もあなたの問題を解決することを考えていませんので、遠慮しましょう。

自社にあった会社規模

いろいろ調べてみたけど結局何を基準に選べばいいかわからない、それなら名前も知られていて信頼のある一部上場企業にお願いしようと思われる方もたくさんいます。確かに信頼性の面でいけば、納品後いきなり会社がなくなってしまうというリスクは少ないので予算に余裕がある場合はこの方法も間違いではありません。

しかし、一部上場するような大手のシステム開発会社は自社で開発を行わずに下請け丸投げするケースがほとんどです。
そしてシステムの規模が大きくなれば、その依頼をうけた中堅メーカーはさらに下請けと投げられ、3次、4次と下請けになげられ最終的に開発するのは技術力のある中小企業だったりします。

開発を行う会社は技術力はあっても、途中の元請けがマージンを抜いているので、厳しい予算のなかで開発を行うことになり質の良いシステムはできあがりません。
最終的に発注元の大手企業が面倒をみてくれるかもしれませんが、高コスト体質にはかわりがないので、よほどの理由がない限りブランドで業者を選ぶことはおすすめしません。

それよりも、複数の会社から見積もりをとって、技術力があってあなたの会社の業界に精通している会社に依頼する方がコストも抑えられて、よいシステムができあがってきます。

中堅・中小企業だとシステムを導入してから会社がつぶれてしまったらどうするんだと不安になるかも知れません。
しかしそれも問題ありません。システム開発自体を汎用的な構成で開発してもらい、開発に関する書類をきちんと整備しておけば他の業者にメンテナンスをお願いすることもできます。

見積もり内容がわかりやすいこと

概算見積もりはともかく、正式な見積書がおおざっぱな業者には気をつけましょう。
良いシステム開発会社は作業の項目やそれにかかる時間等の明細を見積もりにつけてくれ、こちらから聞けば分かりやすく説明してくれます。

見積もりの内容が一式と書いてあったり、詳細な見積もりを出すことを嫌がるような業者には気をつけましょう。

システム開発の相場から大きく外れていない

これは上記見積もりとも関係してくるのですが、システムの開発費用は

[工数(開発するのにどれだけの時間がかかるか)]×[開発者の月単位の単価]
できまります。

例えば1人の開発者がかかりっきりで6ヶ月かかるようなシステムで、
その開発者の月単位の単価が80万円だった場合

6ヶ月×80万円=480万円

になります。

この開発者の月単位の単価は会社によって変わってきます。
大手開発会社の場合120~150万円。中堅・中小企業の場合だと60~120万ほどになります。
(大手開発会社の単価が高い理由はシステム導入の壁をお読みください。)
これが一般的な相場になりますので、これよい極端に高い、または極端に安い場合は注意する必要があります。

しかし、条件によっては見積もりが安くなる場合があります。
それは開発会社ががあなたが依頼したシステムと同じようなシステムを過去に作ったことがあり、ノウハウが蓄積している場合です。その場合、開発会社は依然作ったシステムを流用して開発を行うため、新規開発のコストを抑えることができ、見積もりがやすくなります。

また、他にも開発実績を作りたい場合に、利益を限りなく押さえて見積もりを出してくる場合があります。
例えばあなたの会社が組合などの幹事会社で、あなたの会社で受注できれば、傘下の会社も右に倣えで仕事が受注できるようなときです。

しかし、一般的に上記のようことはまれなので、まずは複数の会社から見積もりをとり、適正な価格の業者に依頼することをおすすめします。

システム稼働後の流れを考えてくれる業者

システム導入の壁でも話した通り、ERP・基幹業務システムを導入してそれで終わりではありません。
そのシステムを有益に使いこなしてこそ、はじめてシステム導入の効果が期待できます。

よいシステム開発会社はシステムを作ることが目的ではなく、システムを利用してあなたの会社が問題を解決できることに焦点を当てています。なので、打ち合わせのさい、あなたの会社でシステムを使う人間はどれくらいいるのか?また使う人のパソコンのスキルはどれらくいか?など運用を考えた質問をしてくれるはずです。

もちろんこちらから、「システム導入後の運用についてはどうしたらいいですか?」と質問してみてもかまいません。

この質問に対して、面倒な雰囲気を出したり、簡単な説明でお茶を濁すようなシステム開発会社は、システムを作ることに焦点が向いているので、あまりお勧めはできません。

以上の5つのポイントはシステム開発会社を選ぶ際に必ずチェックしてほしい内容になります。
これを守るだけで、システム導入の成功率は大幅にアップします。